愚か者の城

木下藤吉郎から羽柴秀吉に至る物語です。
2020年NHK大河物語の主人公である明智光秀が何度も登場しますが、
あくまでもこの物語では脇役です。
歴史小説としては、特に新しい解釈があるわけでなく、全体として
可もなく不可もなしの物語です。
名は体を表すと言いますが、木下藤吉郎から羽柴秀吉にどのような
思いで改名したのか?ただそれだけに焦点を当てた話でした。

ただ、羽柴秀吉に改名したのは、近江半国を領有した後ぐらいの
イメージがあったので、その前に改名したとする今回の話には、
少しだけ違和感を感じました。

2020年:5冊目 評価:☆☆☆


[歴史小説]呉越春秋 湖底の城 第九巻

いよいよ、最終巻です。
後書きを読んで、著者が伍子胥ではなく范蠡の話を書きたかったという事が
分かりました。
伍子胥は、恩仇の人に対して、范蠡は自由人という対比は見事でした。
10年に及ぶ大作で、良いお話でした。

2019年:3冊目 評価:☆☆☆☆



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[歴史小説]第六天の魔王なり

織田信長の内面にフォーカスした小説です。
織田信長と明智光秀のやり取りは、これまでの小説では
あまり見ない関係性を紡ぎだしていました。
あと、所々に出てくる羽柴秀吉の別の顔が何かを暗示させる形で
良かったです。

2019年:2冊目 評価:☆☆☆



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Zenfone Max Pro M1 を購入しました

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[歴史小説]雑賀のいくさ姫

日本の歴史小説ではめずらしい、ファンタジー色が強いお話です。
「村上海賊の娘」と比較すると一段落ちますが
雑賀孫一があっけなく舟戦で突撃してしまうところ等も
かなり強引な展開ですが、お正月に読む伝奇モノとしては
楽しめました。
航海モノのお話が好きな人にはおススメです。

2019年:1冊目 評価:☆☆☆

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2017年(9)北条早雲 - 明鏡止水篇



北条早雲の物語もいよいよ佳境です。


堀越公方の最後はかなり後味悪い話でしたが、


最近の歴史小説はかなり詳細に当時の状況を調べた上で


話を作っているので、反対に楽しさがなくなっているのかも。


☆☆☆



北条早雲 - 明鏡止水篇

北条早雲 - 明鏡止水篇












2017年(8)主君 井伊の赤鬼・直政伝



井伊直正を主人公にした歴史小説です。


現在放映中のNHK大河ドラマ関連ですが、


もう少し、直正本人に感情移入できるような


話の作りがよかったです。


これでは、木俣 守勝のお話?のような感じです。


☆☆☆



主君 井伊の赤鬼・直政伝

主君 井伊の赤鬼・直政伝












2017年(6)家康、江戸を建てる



徳川家康の関東国替えに始まる、江戸の街構築に関するお話です。


短編集で在りながら、一つの大きな流れで丁寧に進んでいくお話です。


戦のお話は全く無いですが、非常に楽しい歴史小説です。


いつもは素通りしている場所(皇居周辺)も、今度の東京出張時には、


散策してみたくなりました。


☆☆☆☆



家康、江戸を建てる

家康、江戸を建てる












2017年(5)裏関ヶ原



若手作家の中で注目している吉川永青氏の最新作「裏関ヶ原」です。


前作の「冶部の礎」とリンクする形で、関ヶ原の戦いにおける


周辺のお話です。


ただ、どちらかというと西軍寄りの話が多かったですね。


短編集の寄せ集めだけど、楽しかったです。


☆☆☆



裏関ヶ原

裏関ヶ原












2017年(4)蝮の孫



戦国大名の先駆け的な存在の斎藤道三の孫、斎藤龍興を主人公にした小説です。


織田信長に美濃の国を追われたあと、各地を放浪しながら戦い続けた半生です。


今回は竹中半兵衛との関係を含めることで、物語に広がりが出ていて楽しかったです。


一時は織田信長を追い詰めるところまで行ったので、本願寺顕如と並んで


信長を苦しめた一人だったと思います。


そう思うと、斎藤龍興の能力については見直されても良いと思います。


☆☆☆



蝮の孫

蝮の孫












2017年(3)戦旗不倒 アルスラーン戦記15



久しぶりのアルスラーン戦記です。


いよいよ次巻で最終巻との事で、話の展開が速いです。


最後は勝手にヒルメスも味方になると思っていたので


ナルサスがあっけなくヒルメスに敗れるとは・・・。


この展開は想像していなかったです。


銀河英雄伝説の時ほど、読んでいる時のワクワク感が少なくなったけど


(半分は年齢的な事も原因かな)


ただ、出版の間隔が長いので、前の巻の内容が忘れがちですが


最後まで楽しみなシリーズです。


☆☆☆☆









2017年(2)衝天の剣(上巻)



天野純希さんの著作です。


島津義弘を中心とした戦国時代の最終局面の小説です。


兄の島津義久(龍伯)が、明との謀略を企画していた新説は


なかなか興味深いです。


色々と思いが錯綜しており落とし所が、まだ見えない所で


上巻が終わりました。引き続き下巻が楽しみです。


☆☆☆



衝天の剣 島津義弘伝 上

衝天の剣 島津義弘伝 上












2017年(1)湖底の城 七巻



読書記録が2016年は途絶えてしまったので、初心に戻って今年は継続しようと思います。


2017年1冊目の紹介は、宮城谷昌光著の湖底の城 第七巻です。


第六巻までで、呉から楚へ伍子胥の復讐の戦いは区切りを迎え、第七巻から越の国視点の物語に


なりました。ずっと副題の「呉越春秋」の意味が分かっていなかったのですが、やっと理解出来ました。


これから呉と越の戦いに向かって、范蠡を中心に更に物語りは続くようです。


これからも楽しみなシリーズが続いて良かったです。


☆☆☆☆



呉越春秋 湖底の城 第七巻

呉越春秋 湖底の城 第七巻












(27)劉邦(中)



前回に引き続き、劉邦(中)です。


楚に合流する前に以外と大変だったところが詳しく記載されていて楽しいです。


ただ、戦の描写そのものはあっさりと進むので、もう漢中攻め間近です。


いよいよ次回は、項羽との激突になりますが、どのようなシーンでこの物語が終わるのか楽しみなところです。


☆☆☆☆



劉邦(中)

劉邦(中)












(26)劉邦(上)



満を持して発刊された宮城谷昌光先生の「劉邦」(上巻)を読みました。


期待を裏切らないストーリーで楽しめます。


主人公(劉邦)が47歳という年齢から、大きく時代が動き出した事を知り


意外に思いました。もっと若い時代と思っていましたが。


あまりにも有名なお話なので、結末が分かっている小説ですが、若い時に読んだ


司馬遼太郎氏の「項羽と劉邦」を思い返しながら、40歳間近のこの時に


どのように感じられるか、続巻が楽しみです。


☆☆☆☆



劉邦(上)

劉邦(上)












(25)島津戦記



架空言語設計家による始めての歴史小説!?らしいです。


戦国時代の島津氏を中心に世界各国の有名人が盛りだくさんなお話でした。


このタイトルでは、かなり間違って買ってしまう人が多いだろうと思います。


かく言う自分も、書店で平積みだった時にはもう少しで買ってしまうところでした。


ファンタジー小説として読めば面白いですが、ただ物語りとして中途半端な感じです。


もっと長兄の島津義久に焦点を当てても良かったと思います。


☆☆☆



島津戦記

島津戦記












(24)決戦!大坂城



最近人気の作家による、短編集第2弾です。


前回の関ヶ原の物語から時を移して、今度は「決戦!大坂城」です。


今回も異色なお話が多く楽しめました。


そういえば今年は、大阪の陣から400年に当たるそうで、関係する


イベントが多く開催されています。


☆☆☆



決戦!大坂城

決戦!大坂城












(22)ラ・ミッション ―軍事顧問ブリュネ



ここ何冊かずっと幕末関係の本が続いていましたが、オオトリを飾るのは


佐藤賢一氏著作の「ラ・ミッション ―軍事顧問ブリュネ」です。


幕末の江戸幕府が雇ったフランス軍事顧問ブリュネを主人公にしたお話ですが


これまでの本で読んだそれぞれの主人公(大鳥圭介、土方歳三等)が


いい意味で再登場します。


最後の結末は、あまり現実感がなくてトンデモ話になって浮いているような


ところがありましたが、全体としては面白かったです。


☆☆☆



ラ・ミッション ―軍事顧問ブリュネ―

ラ・ミッション ―軍事顧問ブリュネ―












(21)天下 家康伝 <上>



火坂 雅志氏の遺作となった本です。


これまでの家康像と変わり映えしない話ですが


それも一つの王道かと思います。


下巻も楽しみです。


☆☆☆










(20)闘鬼 斎藤一



新撰組3番隊 隊長の斎藤一を主人公にした小説は初めて読みました。


某漫画の印象が強いですが、期待している作家「吉川永青」が


どのように物語を作ったか楽しみでしたが、いまひとつ盛り上がりに


欠ける内容でした。


☆☆☆



闘鬼 斎藤一

闘鬼 斎藤一












(19)土方歳三 (下)



大政奉還後の戦いを描く話です。


けっして常勝将軍では無かったと思いますが


最後まで戦い抜いた姿は、一つの美学だと思います。


幕末小説はあと2冊です。とりあえずは。


☆☆☆



土方歳三 (下)

土方歳三 (下)












(16)長宗我部 最後の戦い(上)



四国を切り取り天下を窺った長宗我部氏の2代に渡る歴史物語。


上巻は、元親と盛親親子のそれぞれの思いが錯綜している中、


秀吉の天下を生き抜くお話です。下巻も期待しています。


☆☆☆



長宗我部 最後の戦い(上) (講談社文庫)

長宗我部 最後の戦い(上) (講談社文庫)












(14)死んでたまるか



幕末、函館五稜郭まで戦い抜いた幕臣 大鳥圭介の物語です。


榎本武揚に関しては知名度が高いけど、その配下で陸戦を担った


大鳥圭介についてはこの小説で初めて知りました。


最後まであきらめずにやり抜く事で、明治維新を生き抜いた生涯は


すごいの一言です。


この物語でも度々出てくる、フランス人の軍事顧問ブリュネを主人公に


した小説をこのあと読む予定なので、つながりが感じます。


もう少し主人公に感情移入できるエピソードがあれば良かったかな。


☆☆☆



死んでたまるか

死んでたまるか












(13)三成の不思議なる条々



石田三成を中心に関ヶ原の戦いを一つ一つ丁寧に遡っていくという


変わった歴史小説です。


でも、その時代を後から振り返って話を作っていくというのはなかなか


面白かったです。


それだけに最後の話がちょっと唐突に出てきた感があったので


そこだけが残念です。


☆☆☆☆



三成の不思議なる条々

三成の不思議なる条々












(12)白頭の人



富樫さんの最新作です。大谷吉継を主人公とした話です。


ただ、あまり活躍した人ではないのか?関ヶ原の戦いまで話が淡々と進みます。


関ヶ原でもあまり活躍の場が描かれること無く終わってしまいました。


いまひとつ印象に残らない本でした。


☆☆☆



白頭の人

白頭の人